看護の「申し送り」について学習しよう
申し送りについて学びたい看護学生や現役看護師に向けて役立つ情報を紹介します。申し送りのコツを掴んで業務に活かしてください。申し送りが苦手で悩んでいる看護師にも参考になる情報が満載です。対処法を知ってスムーズに申し送りができるようになりましょう。転職に関する情報も紹介しているので、検討している人は参考にしてください。
記事一覧
-
残業が少ない職場を狙おう
申し送りが苦手で現在の職場で苦しんでいるのであれば、申し送りの廃止に向けた取り組みを進めている職場に転職しましょう。申し送りが少ない、あるいは廃止している職場は残業も少ないです。患者の容態が安定している診療科なら申し送りの項目が少なく済みます。例えば、皮膚科は重篤患者がほとんどいないので残業がありません。また、病院以外の職場もおすすめです。クリニックや介護施設など、看護師が働ける場所は多岐に渡ります。
-
スムーズかつ分かりやすく伝える
申し送りをする際は、最初に結論を伝えましょう。その上で、掘り下げたい項目について説明していきます。優先順位を明確にすることで話の内容を理解しやすくなります。また、情報に誤りがないようにメモを取ることをおすすめします。起こった事柄を説明する際には時系列ではなく項目に分けて伝えるとより分かりやすいでしょう。苦手な人は申し送りが上手な先輩看護師を参考にしてください。分からないことがあれば遠慮なく聞きましょう。
-
まずは意味や目的を理解しよう
後任の看護師が仕事をするために必要な情報を伝えることを申し送りと呼びます。口頭で伝えるだけでなく、ノートやパソコンに必要な情報を入力し、引き継ぐこともあります。患者の状態の変化や訴えを正確に伝えなければなりません。また、患者のことを深く知るためにも申し送りは必要です。どのような患者なのかを理解することで、サービスを均一に提供できます。申し送りの内容は、ケアプランや研修内容の見直しを行う際にも活用されます。