申し送りとは?基本を紹介
まずは基本をおさらいしましょう。申し送りとは何か、伝えるべき項目の内容について紹介します。申し送りの際は患者の状態やそれに伴う医師の指示など、後任の看護師が必要とする情報を伝えます。申し送りがきちんとされていなければ、適切な看護を提供することはできません。患者の状態や入院の経緯はそれぞれ異なるので、情報に間違いがないように注意してください。すでに看護師として働いている人も今一度確認しておきましょう。
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まずは意味や目的を理解しよう
申し送りとは、仕事を引き継ぐ際に必要な情報を伝えることです。きちんと申し送りをしなければ医療事故につながる可能性もあるため、非常に重要な作業です。また、ケアプランや研修内容の見直しを行う際にも役立ちます。
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入院中の患者について伝えるべき項目
入院中の患者について必ず伝えなければならないのは「一般状態」「状態の変化」「インフォームドコンセント」「医師からの指示」です。状態の変化に伴い様々な処置を行うため、詳細な情報を正確に伝えなければなりません。
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新しい患者について伝えるべき項目
新しく入院する患者について伝えなければならないのは「基本情報」「移送区分」「アレルギーの有無」「既往歴や現病歴」「インフォームドコンセント」「医師の指示」です。項目が多いので情報漏れがないように注意してください。