申し送りをスムーズにするには

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これを知っておけば大丈夫!申し送りのコツ

スムーズかつ分かりやすく伝える

申し送りはどれだけスムーズかつ分かりやすく伝えるかがカギになります。申し送りをする際のコツを紹介しますので参考にしてください。

スムーズかつ分かりやすく伝える

順序立てて説明する

順序立てて説明する

申し送りの内容を分かりやすく伝えるためには順序が重要になります。順序立てて説明するためには、最初に結論を伝えた上で掘り下げたい項目を明確にしなければなりません。その後に、関連する項目の内容を加えて説明していきます。優先順位を明確にすることで、申し送りを受ける側も内容が頭に入りやすくなります。ポイントを押さえて時系列を分かりやすく説明するように心がけてください。

メモを取る

メモを取る

正確に申し送りをするためにメモを取っておきましょう。「伝言ゲーム」という遊びがあります。これは、耳で聞いた言葉を複数の人が順番に伝えていき、最後の人が聞いた言葉がどれだけ元の言葉と違っているのかを楽しむゲームです。申し送りではこのようなことはあってはいけません。元の情報をそのまま正確に伝えていかなければならないのです。そのためには言葉で伝えるだけでなく、文字情報も一緒に残しておかなければなりません。

項目に分けて伝える

項目に分けて伝える

起こった事柄を説明する際には順序ではなく項目に分けて伝えてください。時間ごとに区切って説明すると申し送りを受ける側の頭が混乱してしまいます。体温や血圧など、患者の状態を項目で区切って伝えることで要点が明確になります。また、バイタルや症状について説明する際は、「浮腫の有無→呼吸状態の変化→尿量の変化」など、関連項目を整理して伝えると分かりやすくなります。

先輩看護師を参考にする

先輩看護師を参考にする

先輩看護師の申し送りを参考にするのもおすすめです。真似は学びの基本というように、先輩看護師で申し送りが上手いと感じる人がいるなら積極的に真似しましょう。ためになると思う部分を自分が申し送りをする際に取り入れてください。また、先輩看護師の申し送りがなぜ分かりやすいのかを研究することで、新たな発見があるかもしれません。自分のやり方と何が違うのか比較してみましょう。分からないことや参考にしたいことがあるなら、遠慮せずに聞いてください。

相手のことを考える

相手のことを考える

申し送りの際は一方的に伝えるのではなく相手からの質問を受け付けてください。申し送りの終わりに「質問はありますか」と聞いて、伝わっていない部分を確認します。また、誰が聞くのかを意識することも大切です。最後に勤務したタイミングによって、患者の状態をどれだけ把握しているかが変わってきます。申し送りの相手が新人看護師であれば、普段よりも丁寧に説明する必要があるでしょう。

今の職場は申し送りが長い!どうすれば?

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    残業が少ない職場は「回復期リハビリテーション病棟」「慢性期病棟」「皮膚科」「精神科」です。病院以外だと「クリニック」「保育園」「デイサービス」などの施設も残業が少なく、余裕を持って働けます。

  • 申し送りノートの書き方 申し送りノートの書き方

    申し送りノートを活用すればスムーズに必要な情報を伝えられます。あらかじめ定型文を作っておいて、起こった事柄をあてはめていきましょう。伝えるべき情報は職場の方針によって多少異なるので、臨機応変に対応してください。